テレビの視聴は一人で?みんなで?

- 2022.01.14
- 生活者意識調査
新しい年がスタートしました。お正月は家族と家でテレビを見ながらのんびり過ごした方も多かったのではないでしょうか。今回は、テレビ番組に関する調査結果をご紹介します。
調査は16歳~69歳の全国のT会員のうち、普段テレビ番組を見ている1,974人の皆さまにご協力をいただきました。調査時期は2021年の9月下旬で、このころ放送されていたドラマは「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」「ナイト・ドクター」などがありました。
よく見ているジャンルと好きなジャンルで違いが
最初によく見ているジャンルと好きなジャンルを見ていきましょう。よく見ているのは「ニュース/報道」「バラエティ(お笑い含む)」「情報番組/ワイドショー」という結果になりました。国内ドラマは内容で分けて聞いており、「刑事・ミステリー」が国内ドラマの中で最も高い27.4%、「医療」「恋愛」「ホームドラマ」は約2割の方が「よく見ている」と回答しています。
好きなジャンルでは「バラエティ(お笑い含む)」「ニュース/報道」「国内ドラマ(刑事・ミステリー)」という順でした。よく見ているジャンルで3番目に多かった「情報番組/ワイドショー」を好きと回答したのは14.3%と他ジャンルと比べると低い結果に。また、「アニメ(国内)」や「映画(洋画)」は好きなジャンルとして上位に並びました。
情報番組は興味のある内容次第で視聴?
特別好きなジャンルでなくても「よく見る」ケースとしては、視聴が習慣になっていたり、たまたま見ておもしろかったもの、情報収集など娯楽以外の目的で視聴するケースなどが考えられます。図2では、番組のジャンル別に視聴状況や視聴環境について聞いています。グラフの「継続的・定期的に視聴」と「たまたま番組を見つけて視聴」を比較してみると、「情報番組/ワイドショー」と「ドキュメンタリー」は「たまたま番組を見つけて視聴」が継続的・定期的な視聴を上回りました。「情報番組/ワイドショー」は「好き」とは言わないまでも、興味のある内容のときに積極的に見る視聴者が多いのかもしれません。
好きなジャンルとして上位となった「アニメ(国内)」については「継続的・定期的に見ている」が「たまたま見る」を大きく上回っています。よく見る視聴者は国内ドラマの一部やドキュメンタリーよりも少ないという結果でしたが、ファンが継続的に視聴していることが推測されます。
家族など誰かと一緒に見ることが多いジャンルは「バラエティ」「ニュース/報道」が突出しています。他のジャンルは個人で見ることが多いとも考えられますが、「誰かと一緒に見ることが多いジャンル」については「あてはまらない」との回答が2割を超える結果が出ており、テレビ番組自体を誰かと一緒に見ることはなく、個人で楽しんでいる様子も見受けられます。
女性10代・20代では他の人がつけた番組で自分も夢中に
最後にテレビ番組に対する意見や行動を性年代別に見ていきましょう。
「いつも決まったチャンネルを見ている」は女性の16-19歳、20代で約6割と他よりも多めになっています。一方でこの層は「家族などがつけていた番組なのに自分が夢中になって見てしまうことがある」と周囲の影響で視聴をすることも多く、継続的に見ていた番組やチャンネル以外でも新たに視聴し始める可能性が大きい層とも言えるかもしれません。また、「家の中ににぎやかさがほしくて、あえてテレビをつけていることがある」も高く出ており、目的の番組の視聴以外にもテレビに価値を求めているようです。
「ドラマやアニメ等、初回からでなく、2話目以降からでも見る」は各性年代3~4割の回答になっています。図2では国内ドラマやアニメは継続的な視聴が多いという結果が見られましたが、初回からの視聴にこだわらない人たちが一定数いるということがわかります。
スマートフォンやパソコンなど、テレビを視聴する手段は多岐に渡り、個人で好きな番組だけを見るということが当たり前のようになっています。このお正月に家族や友達と過ごし、久しぶりに誰かと一緒にテレビ番組を見たという方もいたのではないでしょうか。テレビ番組を見てみんなで盛り上がったり、自分では絶対に見ない番組を見て新しい発見があったり、そんな誰かと一緒のテレビの楽しみ方もよいものですね。
【調査設計】
調査地域 :全国
調査対象者:16歳~69歳のT会員男女
※普段テレビ番組を見ている人を事前調査にて抽出し調査対象とした。
サンプル数:1,974サンプル
調査期間 :2021年9月24日(金)~9月30日(木)
実査機関 :CCCマーケティング株式会社(Tアンケートによる実施)
【お問合せ先】
CCCマーケティング総合研究所
担当:杉浦・斎藤
cccmk-souken@ccc.co.jp