秋田県が実施する「半農半X」に参加(第1回)
2022年9月より秋田県がにかほ市*で実施している、地域における農林漁業の課題解決に向けた取り組みの一つ「半農半X」へのモニター調査にCCCマーケティング総合研究所(CCCマーケティング総研)のコンサルタントが参加しています。モニター調査期間中の取組内容を複数回にわたりお届けしていきます。
第1回目は、本プログラムの内容と参加目的をご紹介いたします。
「半農半X(はんのうはんエックス)」とは、一次産業である農林漁業とそれ以外の「X(何か)」の仕事を両立して生活するライフスタイルのことです。
秋田県は、人口減少と少子高齢化によって農業人口が年々減少している地域課題解決の一つとして「半農半X」を推進しています。
CCCマーケティング総研は、『暮らす人と共に歩み、共に考えるシンクタンク』として地域や生活者をひとつの「まち」として捉え、「まち」の未来づくりを「データ」×「クリエイティブ」×「コンサルティング」の力で進めていく地域活性化コンサルティングサービスを2021年より開始いたしました。今回、地域の持続的な発展につなげていく地域活性化サービスをさらに深化させていくため、秋田県がにかほ市で実施する「半農半X」のモニター調査へのプログラムに参加することを決定いたしました。
本プログラムは、9月27日~29日の期間にいちじく農家での農作業、10月17日~30日まで農業事業者および地域活性化に向けて取り組んでいるプレイヤーのもとでの農作業と交流、そしてワークショップを通じて現場目線で課題を捉えた上で解決策を考えていくものです。
写真:いちじくの収穫作業
写真:いちじく農園での佐藤勘六商店 佐藤怜さん・にかほ市職員の皆さまとの対話風景
CCCマーケティング総研では、コンサルタント自らが地域農業に従事しながら生産者の皆さまや地域プレイヤーの方々と共に農業にかける思いを語り合うことで、にかほ市が抱える地域課題の理解に正面から取り組んでいきます。
今後は、本取り組みを通じて得た経験や知識等をもとにさらに地域活性化コンサルティングサービスの強化を図り、CCCマーケティング総研ならではの視点で生活者に寄り添う姿勢いながら「まち」の未来創りに伴走してまいります。
*本プログラム(半農半X)は、秋田県庁が一般社団法人ロンドに調査事業を委託し、秋田県にかほ市にて実施しております
*半農半Xを実施する秋⽥県にかほ市のご説明
にかほ市は、秋⽥県の沿岸部南⻄端に位置し、⿃海⼭と⽇本海に囲まれた⾃然資源が豊富な⼈⼝約23,000⼈の町です。仁賀保町・⾦浦町・象潟町の三町が合併し、平成17年10⽉1⽇に誕⽣しました。秋⽥県内では春の訪れが最も早い温暖な地域として知られ、降雪量も少ない地域です。
漁業、農業といった第⼀次産業と、製造業を中⼼とするハイテク産業が盛んであり、⼦育て、福祉、働き世代への⽀援に⼒を⼊れたまちづくりを⾏っています。⿃海⼭の伏流⽔によって育まれた天然岩ガキや、全ての部位を⾷べることができる鱈(たら)、ハタハタ、いちじく、ひとめぼれやササニシキといったお⽶などが名産品です。
にかほ市Webサイト:https://www.city.nikaho.akita.jp/
*地域活性化コンサルティングサービスとは
CCCマーケティング総研は、『暮らす人と共に歩み、共に考えるシンクタンク』として地域や生活者をひとつの「まち」として捉え、「まち」の未来づくりを「データ」×「クリエイティブ」×「コンサルティング」の力で進めていく地域活性化サービスを開始しています。
https://www.cccmk.co.jp/thinktanks/pressrelease1
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<お問合せ先>
CCCマーケティング総合研究所
担当:田野倉